アニメ漫画の都市伝説


カテゴリ:ワンピース

キッド、アプー、ホーキンス同盟をスクープしたフリーライターの「アブサ」。
以前からこの人物は、スリラーバーク編で登場したゲッコー・モリアの部下である「アブサロム」ではないかと噂されていた。

その根拠は2つ。

先ず一つは、アブサロムはスケスケの実の能力者であり、潜入しやすい点だ。
しかも、「アブサロム」の頭3文字をとって「アブサ」と名乗っている。

次に、海賊団アジトから逃げるように出航している船…これは、モリアの船『Thriller bark』と考えられる点である。

以上が根拠とされ、都市伝説として有名になっていた話だが、コミック71巻SBSにて、作者の尾田氏が正式に発表したことにより、「アブサ」は「アブサロム」であることが判明した。

余談だがアブサロムは頂上決戦にも訪れていたらしく、このころからスクープを沢山掴むようになったのかもしれないと言われてている。

ルフィの家系について、次々と判明してきているわけだが、最大の謎のひとつとして残すは“母親は誰なのか”ということではないだろうか。

ネット上の噂ではあるものの、『ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎氏が、「ルフィの母親は、既に作中に登場しています。」と発言したというが、それは一体誰なのだろうか。

現在、有力視されているのが、ジュエリー・ボニーである。
彼女は異名が付くほどの“大喰らい”だが、その姿は、ルフィのそれを彷彿とさせる上、他の素行もどことなく似ている部分が多く、血筋を感じることが出来るという。

また、ボニーのモデルとなった「アン・ボニー」の経歴を見ても、その可能性が見えて来るという。

アン・ボニーは、実在する海賊の中でも女海賊の代名詞になるような人物で、出産経験がある。
ジュエリー・ボニーもまた、超新星・ルーキーの女海賊であり、ボニー海賊団船長である。

彼女は年齢を自由に操れる能力をもつため、ルフィの母親であっても不思議はないのだという。

ボニーは戦争編で、『全部あいつのせいだ』と怒りをあらわにしたり、涙を流していたが、あの感情はエースに向けられたものではなく、ルフィの心境を想っての反応だったのではないか、と言われている。

また、ボニーが頂上決戦に来なかった理由は、あの段階でボニーはルフィがエースの処刑場に来るとは思っておらず、ルフィの身に危険が迫っていることを知らなかったため、仕方なかったと言うことらしい。

しかし、作者である尾田栄一郎氏の発言とされている内容があくまでネット上の噂であるため、まだ作中に登場していない人物の可能性も捨てきれないというのが、事実である。

ジュエリー・ボニー自体、「エースの双子説」や「ルージュ=ボニー説」など様々な噂があり、まだまだ謎の多く、今後の動向に注目したい人物であるが、真偽の程は不明であるという。

エースの左肩にあるタトゥー「AS(×)C・E」、「S」に「×」が付き「C・E」と続くが、これは単なるスペルミスではないという説がある。

エースが初登場した157話では、単なるスペルミスを誤魔化すための「×」と考えがちだったが、587話で登場した、エースとルフィの義兄弟・幼なじみである“サボ”の海賊旗が、「S(×)」であることが判明した。

また、「C」の中にある「・」。
これを考慮すると、エースが初めにタトゥーを入れたとき、実は「AS・L」だったのではないか…という説が見られるようになった。

ダダンへの手紙にも「どくりつする ASL」と使っていたことから分かるように、「AS・L」とは、エース(ACE)、サボ(SABO)、ルフィ(LUFFY)、三人の頭文字を取ったものであると考えることが出来る。

先に船出する同い年のエース(=A)、サボ(=S)と、三年遅れで船出する年下の弟ルフィ(=L)を「・」で区切って左肩に彫った後、サボが天竜人に船を沈められ生死不明となったことから、彼の海賊旗と同じよう「S」に「×」を付け、サボを悼んだのではないだろうか、と言われている。

しかし、これについては未だ作中で判明しておらず、真相は不明のままである。

また、ルフィの「L」をわざわざ「E」に変え、「AS(×)C・E」(エース)とした点も疑問であることなど、ファンの間でも不明な部分が多すぎると、様々な意見が飛び交っている。

懸賞金1億4000万ベリー、海賊団の女船長である大喰らいのジュエリー・ボニー。
彼女は実のところエースと双子ではないか、という噂がある。

ジュエリー・ボニーのモデルとなったのは、実在の女海賊「アン・ボニー」である。
このことからロジャーやルージュ、エースと何らかの血縁関係であることが推測できるという。

そして、エースの母、ルージュは出産時に「女の子なら『アン』、男の子なら『エース』」と作中で語っていたが、この時、実はエースと双子になる『アン』という妹も生まれており、そのアンがボニーではないか、という説が浮上したのである。

また、ジュエリー・ボニーの出身は南の海(サウスブルー)であるが、ルージュがエースを生んだのも南の海・バリテラである。

さらに、エースの死後、ボニーが赤犬に対し「絶対に許さないからな!」と激昂したことが根拠とされているが、これについても定かではなく、真相は明らかにされていない。

誰もが思い浮かべる「海賊」の一般的なイメージ、それは“眼帯”であろう。

しかし、『ONE PIECE』には、これまでに一度たりとも“眼帯”を付けた海賊が登場していない。

これは作者である尾田栄一郎氏が公式に発表していることでもあるが、物語の終盤、一度だけ「眼帯の海賊」が登場するらしい。

このため、最終的にルフィが“眼帯”をした海賊王になるのではないか…という都市伝説がある。


また、この伝説は「作者が描いた最終話の構想イラストに、眼帯をしたルフィが描かれているのを見た」という自称・尾田栄一郎氏の知り合いの話が根拠となっているらしいが、信憑性についてはかなり疑わしいとされている。

『ONE PIECE』に登場する世界政府によって公認された7人の海賊たち、“王下七武海”。
海軍本部、四皇と並び称される「偉大なる航路(グランドライン)」三大勢力の一角である七武海だが、その設定がパクリではないかと言われている。

そのパクリ元であるとされるのが、1993年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『ロマンシング サ・ガ2』である。

このゲームには“七英雄”と呼ばれる古代人の勇者7人が登場するが、その設定が七武海に酷似しているのだという。

【ロマンシング サ・ガ 七英雄】

ワグナス…七英雄のリーダー。古代人探索のため国の支配をもくろむ。

ノエル…天才剣士。七英雄では最も紳士的な人物。

ボクオーン…傀儡師。金儲け主義で狡猾。人間を操り人形のように操作する。

ダンターグ…神出鬼没の暴君。己の体を強化改造することに熱心。

スービエ…海の覇者。海流を操り攻撃を行う半魚人。

クジンシー…嫌われ者。ゾンビや霊体を主な配下とし、相手の力の源(LP)を盗む

ロックブーケ…紅一点の女戦士。相手を魅了する技を使う。

【ワンピース 七武海】

クロコダイル…古代兵器探索のためアラバスタ国支配をもくろむ。

ミホーク…最強の剣士。七武海では最も紳士的な人物。

ドフラミンゴ…他人を操る能力を持つ。

くま…暴君。パシフィスタという改造人間。

ジンベエ…魚人族の長。海中では驚異的な強さ。

モリア…相手の力の源(影)を盗む。

ハンコック…紅一点。相手を魅了し石化させる能力を使う。


実際にそれぞれのキャラクター設定を考えてみると、クロコダイルはワグナスというキャラにあたるとされる。
また、七英雄のワグナスは、両性具有の存在で男ではあるが、女でもあるという設定だ。
「クロコダイルが元女である」という噂が本当であれば、より信憑性が高まるだろう。

更に、ワンピースの連載開始が1997年ということからも、どちらが先なのか明白であるとされている。

しかし、これらは全て“箇条書きマジック”であるとする説もある。

箇条書きマジックとは、物語の盗作問題において二つの物語を比較する時、両者の共通点のみを箇条書きでまとめていくと、実際以上に似ていると感じられることであるが、これも当てはまると考えるものだ。

一方では、この七英雄の設定自体が、物語上の幹部的役割において最もありふれたものであり、『ONE PIECE』以外にも『BLEACH』であったり、『ダイの大冒険』等でも似たような設定が見つけられるため、類似点が多いのはあたりまえである、という意見も見られる。

元王下七武海で秘密犯罪会社「バロックワークス」社元社長であるサー・クロコダイル。

顔面を横一直線に横断する傷跡と、フックの左手義手、ロングコートと葉巻が特徴の冷酷非道な実力主義者であり、周到に策略を巡らせ野望の達成を図る謀略家でもあるクロコダイルだが、実は「元女性だった」という説が噂されている。

その根拠として、ひとつには、クロコダイルがしている“右耳のピアス”がある。

ピアスには、性別、左右によって意味があり、意思表示となるらしい。

【男性】

右耳:ゲイの印

左耳:勇気と誇りの象徴


【女性】

右耳:優しさと成人女性の証

左耳:レズビアンの印


これによるとクロコダイルが男性であれば“ゲイの印”となり、女性であれば“優しさと成人女性の証”ということになる。

また、『STRONG WORLD』で限定配布された「0話」の見所である七武海の若かりし頃が描かれる場面において、クロコダイルだけ右耳にピアスをした後ろ姿の描写にとどまっている。


そして二つ目には、ルーキー時代にイワンコフと何らかの因縁があり、弱みを握られているということだ。


イワンコフはホルモンを操作できるホルホルの実の能力者で、ホルモン人間である。

このことから、何らかの事情で性転換を望んでいたクロコダイルにホルモン治療を施し、男性にした過去があるのではないだろうか。

クロコダイルは夢である“海賊王”になるため、イワンコフに男性にして貰ったとする説も考えられる。


さらに三つ目には、クロコダイルが社長だった秘密犯罪会社「バロックワークス」の社名である。

「バロック(Baroque)」には、

1. 17世紀に起こったヨーロッパのバロック式の

2. <真珠が>形のいびつな

という意味があり、「バロックワークス」には「いびつな真珠」という意味もあることが分かる。

真珠は女性や純潔の象徴の宝石であるが、それがいびつ、歪んでいるということは、クロコダイルが元女性だったことを示すものではないだろうか。


四つ目には、単行本の空きスペースに掲載される「SBS」に描かれた“幼少期の七武海”のイラストについて。

読者からの要望により、幼少期の七武海を作者の尾田栄一郎氏本人が描いたものである。

このイラストを見る限り、クロコダイルは中性的に表現されており、男性なのか女性なのか、ハッキリとした判断はつけにくくなっている。


ファンの間でもかなり有名なこの都市伝説だが、現在もその答えは出ていない。

大人気漫画『ONE PIECE』の登場人物は、実在の海賊やギャングなどに由来するキャラクターが多数いるらしい。

キャラクター:ポートガス・D・エース
モデルの人物:バーソロミュー=エル=ポルトゲス(少数精鋭の海賊)

キャラクター:マーシャル・D・ティーチ(通称黒ひげ・黒ひげ海賊団船長)
キャラクター:エドワード・ニューゲイト(白ひげ・白ひげ海賊団船長)
モデルの人物:エドワード・ティーチ(黒髭・通称サッチ)

キャラクター:ゴール・D・ロジャー(海賊王)
モデルの人物:ウッズ・ロジャーズ(イギリス海賊)
モデルの人物:ジョリー・ロジャー(海賊旗の事)

キャラクター:ロロノア・ゾロ(麦わら海賊団)
モデルの人物:フランソワ・ロロノア(残忍で冷酷な海賊)

キャラクター:バーソロミュー・くま(王下七武海)
モデルの人物:バーソロミュー・ロバーツ(黒い貴族、鉄の掟)

キャラクター:ベラミー(ベラミー海賊団船長)
モデルの人物:サミュエル・ベラミー(西インド諸島海賊)

キャラクター:ジュエリー・ボニー(ボニー海賊団船長)
モデルの人物:アン・ボニー(女海賊)
※ロジャーの子(エース)がもし女性だったときの名前はアンだった(コミック56巻)。

キャラクター:X・ドレーク(ドレーク海賊団船長)
モデルの人物:フランシス・ドレーク(イギリスの冒険家、プライベーティア、スペインの無敵艦隊を撃破)

キャラクター:ユースタス・“キャプテン”キッド(キッド海賊団船長)
モデルの人物:ユースタス(13世紀海賊僧侶)
モデルの人物:ウィリアム・キッド(スコットランド海賊)

キャラクター:トラファルガー・ロー(ハートの海賊団船長)
モデルの人物:エドワード・ロウ(イギリス海賊、拷問好き)

キャラクター:ラフィット(黒ひげ海賊団)
モデルの人物:ジャン・ラフィット(19世紀メキシコ湾海賊)

キャラクター:ウルージ(破戒僧海賊団船長)
モデルの人物:ウルージ=レイス(アラブ人海賊バルバロッサ兄弟)

キャラクター:ジャンバール(ハートの海賊団)
モデルの人物:ジャン・バール(海賊)

キャラクター:バジル・ホーキンス(ホーキンス海賊団船長)
モデルの人物:バジル・リングローズ(海賊船医)
モデルの人物:ジョン・ホーキンズ(イングランド海賊)

キャラクター:スクラップメン・アプー(オンエア海賊団船長)
モデルの人物:チュイ・アプー(中国の海賊)

キャラクター:カポネ・ギャング・ベッジ(ファイアタンク海賊船長)
モデルの人物:アル・カポネ(アメリカのギャング)
モデルの人物:ウィリアム・レ・ソーベッジ(イギリスのプライベーティア)

キャラクター:斧手のモーガン大佐(海軍)
モデルの人物:ヘンリー・モーガン(17世紀カリブ海の海賊)

キャラクター:アルビダ(アルビダ海賊団船長)
モデルの人物:アルヴィダ(女海賊)

公式発表もそうでないものも含むが、まだ名前が使われていない実在する有名な海賊も、複数残っている。

・ジョージ・ラウザ
・バルバロス・ハイレディン(赤髭、イスラムの英雄)
・グレイス・オマリ(女海賊)
・チャールズ・ジョンソン
・K・シュトルテベッケル
・メアリー・リード(女海賊)
・ジェームズ・クック(イギリスの探検家)
・ウィリアム・ダンピア
・ヘンリ・エヴァリ
・ロッシュ=ブラジリアーノ
・スティード・ボネット
・エドワード・イングランド
・トマス・トゥー
・クヌート  など

今後登場するキャラクター達の名前にも注目していきたいところである。

「麦わらの一味」の海賊団には、“悪魔の実”の能力者が4人いるが、この“悪魔の実”、全てを数字で示すことができる。

ルフィ:ゴムゴムの実→5656
チョッパー:ヒトヒトの実→110110
ロビン:ハナハナの実→8787
ブルック:ヨミヨミの実→4343

この法則を踏まえ、「麦わらの一味」の仲間となる人物は、数字で表現できる“悪魔の実”の能力者であるといえるだろう。

残る数字は「2」と「9」だが、これに“悪魔の実”の数字を全て足してみると、次のような式ができあがるのだ。

56+110+87+43+(29?)=325
→「サニー号」

これを見ると、「2」と「9」は「92」ではなく「29」であることがわかるだろう。

これらを踏まえ、次の仲間となるのは「2929」の実の能力者ではないだろうかと噂されている。

では、「2929」の実とは何か。
既に出てきている悪魔の実では、「ニキュニキュ」の実が考えられ、その能力者であるバーソロミュー・くまが次の仲間の可能性が高いといわれていた。

また、くまは左手に聖書を持っており、仲間である証『左の法則』にも当てはまるとされる。

しかし最近、パンクハザード編から行動を共にしている狐火の錦えもんが有力視されている。
ワの国の侍で、炎を切る剣技を使い、木の葉を「衣服」に変化させ変装させることが出来るという能力をもつ。

正式な名称は公開されていないものの、彼が食べた悪魔の実が「フクフク」の実であるなら、「2929」の数字に当てはめることが出来る。

また、これ以外にも、どんなところにもくっつくことが出来るという「ツクツク」の実の能力者である、くのいちではないかとの噂もあり、憶測が飛び交っている。

コミック第1巻でルフィが「10人は欲しいなぁ」と言ったことからも、10人目の仲間が入ることは確実だが、その仲間とは一体誰になるのだろうか。

「麦わらの一味」、この海賊団の船員である証は“左右非対称”であることだという噂がある。

ファンの間では有名なこの法則だが、「麦わらの一味」の船員の顔や身体が、“左側”に特徴のある左右非対称で描かれている。

各キャラクターの特徴は、

ルフィ:左目の傷
ゾロ:左耳のピアス
ナミ:左肩のタトゥー
ウソップ:左手首のリストバンド
サンジ:左目が隠れている
チョッパー:左角の金具
ロビン:左腕の腕輪
フランキー:左腕の風来砲
ブルック:ひび、服の破れ

というように、見事に“左側”に特徴を持っているのが分かる。

ロビンとブルックについてはこれ以外にも様々な見解があり、意見が分かれているが、“左側”に特徴があることには違いないとされている。
これに従うと、ビビには左右非対称が無かった為、船を降りたと言われているのも納得できる。

これほどに法則化されているとすれば、何かしらの意図があるに違いないと考えるのが自然だろう。

しかしこの法則、公式ブック等にその理由の記載はなく、作者である尾田栄一郎氏の意図なども明らかになっていないため、真相は謎のままである。

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