アニメ漫画の都市伝説


2013年3月30日、ひかりTVで『クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』が放送された。

これは1999年に劇場公開された作品で、温泉で地球を沈めようとする悪の集団を、野原一家が退治する、というストーリー。

実はこの放送中に不気味な映像が流れたというのだ。

それは、映画の途中でいきなり画面が真っ暗になり、数字が逆さまで

7・6・5→謎の女→4・3

と表示されたというもの。

これが、サブリミナル的に4回繰り返されたという。

ひかりTVは公式HPにて

“一部不具合がありました為、一時的にサービスを停止しておりました。再開しましたので、改めてお知らせいたします”

と発表した。


この件は画像調整用の映像が入ってしまった放送事故、という見方が多いようだが…

しかし、何故その映像が入ってしまったのかは不明である。

親が子どもに見せたくない番組として上位入賞常連である『クレヨンしんちゃん』。

知らない人はいないと言ってもいいほどの有名アニメで、子どもたちにも大人気だ。

放送時間が『ドラえもん』の後ということもあり、ドラえもんとコラボすることもあった。

しかし、ある時期を境にパッタリとコラボをすることがなくなってしまったのだ。


その理由となったのが『ケツコプター』である。

ドラえもんからバトンタッチ後のクレヨンしんちゃん本編が始まる前のショートアニメで、しんのすけが一人でのび太とドラえもんの真似をし、タケコプターを出してもらう、という内容。

ここだけ聞くと普通のネタのようだが…なんと、しんのすけはタケコプターとして出した竹とんぼをおしりに突き刺して、扇風機で回転させる『ケツコプター』というネタをやってしまったのだ。

この後、みさえにげんこつで殴られて退場するのだが…


これが原因でドラえもん側のスタッフは大激怒。

それからコラボされることはなくなったのだそうだ。

原作者の臼井儀人氏。

2009年9月、残念ながら不幸な事故で亡くなった。

実は、漫画内にそれを予知していたのでは?と思えるような話が存在する。

漫画クレヨンしんちゃん19巻『ターミネーターVSしんのすけ』という話。

未来(2010年)から風間くんがやって来るのだが…

しんのすけ達は自分たちの未来がどうなるのかを風間くんに訊ねるのだ。

しかし、風間くんは目をそらす。

「どうしても聞きたいですか…?」

そう言われしんのすけ達は訊くのをためらった、という話。


これを執筆した当時は1996年。

臼井氏は2009年に亡くなった。

その翌年の2010年にやってきた風間くんはこのことを知っていたのではないか…

という都市伝説だ。

ただの偶然のように思えるが、臼井儀人氏が2009年に自身に何か良からぬことが起こると予想していた、と取れないこともない。

それが事故のことなのか、まったく別のことなのか…


真相は謎のままだ。

アニメ版クレヨンしんちゃんで、何度か「しんこちゃん」というキャラクターが登場したことがある。

謎めいた雰囲気で、おかしな発言をすることから、ネット上でしんこちゃんに関する都市伝説が広まった。

それは、しんこちゃんは5年後の「ひまわり」ではないか、というもの。


・名前を聞かれて「ひま…な子どものしんこです」と答える。

・どこから来たのかと聞かれて「未来から」と答える。

・しんのすけのことを「おに…ぎり頭」と言う。

・しんのすけの母親の名前がみさえであると知っていた。

・風間君に「流石私立の小学校に入っただけの事は…」と発言。

・ひろしを飛び出してきた車から守った。

・しんのすけの様に言葉をよく間違える。

・笑い方がしんのすけやひまわりと似ている。

・シロの扱い方が上手い。

・ひまわりがひろしから貰った人形をしんこが持っていた。



…など、未来のひまわりと思われるような言動が多いのだ。

さらに声優がエンドクレジットでは「???」と表記されているが、ファンの間ではひまわりと同じ人ではないかと言われている。

しんこちゃん自身は5年後からやってきた「ひまわりの友人」で、ひまわりが本当にみさえの子どもなのかを確かめるために来た(2009年4月3日「さいごの?しんこちゃんだゾ」)と言っているのだが…

本当のところははっきりとせず、まだまだ謎の多い少女である。

漫画クレヨンしんちゃん。

何故か『第25話』が存在しない。

第24話は1991年発行の漫画アクション2月26日号(25巻9号)。

しんのすけがみさえに留守番を頼まれるも、家の中をメチャクチャにしてしまうという話だ。

そして、次号の3月5日号(25巻10号)。

ここに収録されているのは、しんのすけがみさえと一緒に風呂に入る話。

しかし、この話は何故か第26話となっているのだ。

つまり、第25話は無視されているということになる。

なぜ、第25話は存在しないのか…その理由は全くわかっていない。

もしかしたら、第25話用の原稿が用意されていたものの、何らかの理由でボツになった可能性も考えられる。

ボツになったものの、そのまま破棄するのはもったいないので、いつか第25話として掲載する予定だったのかもしれない…


または、単に編集部が勘違いしただけと考えることもできる。

この「第○○話」などといった表記は単行本では一切使用されていないため、間違ったことが後に判明してもそこまで支障がないのかもしれない。

-しかし、もし、実際に第25話が存在して、何らかの理由で掲載されなかったのだとしたら…

その理由や内容がいったいどういったものだったのか…気になるところである。

こんな都市伝説をご存知だろうか。

“しんのすけは5歳で車にひかれそうになった妹、ひまわりを助けて死んでいる。
現在のアニメや漫画の話は、その死に悲しんだ母、みさえが遺品のクレヨンで「もし、しんのすけが生きていたら…」という思いで描いた空想の物語である。”

“しんのすけは身体に障害を持っており、普通の子どものように外で友達と遊ぶことが出来ず、自分の理想を描いた物語である。”

これらはクレヨンしんちゃんの最終回として、今では広く知られた都市伝説である。

2008年からアニメオリジナルキャラクターとして登場した「しんこちゃん」の影響もあり、この都市伝説がさらに広まったようだ。


しかし、実際は作者の臼井儀人氏の急逝により原作は絶筆となったため正式な最終回は存在しない。

本当の最終回となったのは『月刊まんがタウン』2010年3月号に連載された第1126話。

みさえが腹痛を訴え、救急車で病院に搬送されるものの、単なる腹痛だったという同作品らしいコミカルなエピソード。

だが、家族愛に満ちた展開で、最終回にふさわしいストーリーとなっている。

また、同誌には、

“いつ読んでも笑顔を届けてくれる温かい作品を長きに亘り描き続けてくれた臼井先生に心から感謝いたします”

という編集部からのメッセージが掲載された。

クレヨンしんちゃんにこんな都市伝説があるのをご存知だろうか。

“クレヨンしんちゃんは5歳で亡くなった。死因は交通事故。
ひまわりをかばおうとして轢死。
早すぎる死にみさえは精神を病み、ノートに「もし生きてたらこんな楽しかったんだろうな・・・」としんのすけの遺物のクレヨンで記したのがクレヨンしんちゃんだ。”

実は、これを裏付ける初期設定というものが存在するというのだ。

その内容とは…

*****

■しんのすけ

交通事故で死亡

そのショックでみさえ達が精神病になってしまって、架空のしんのすけを見るようになった。
町の人たちはそれに合わせて見えているふりをしている。

※(シロは動物、ひまわりは赤子なので幽霊は見える)

■みさえ

職業・・・声優

役でエッチな声を毎日家で練習をしていたところ、ひろしに勘違いされストーカーされるが、それが成功して結婚する流れだった。

■ひろし

元々、女性

はちゃめちゃ家族を題材にした漫画だったため、当初は広子が性転換しヒロシという男になってお父さんをやるという設定だった。
ひろしはみさえの友達でみさえを助ける為に性転換して、夫に…

■ひまわり

本当は違う夫婦の子。

※(ほかの夫婦が失踪したため代わりに育てさせるためにみさえたちの子にした)

■シロ

捨てられた理由は癌だった

※(ブラックすぎて設定資料には斜線が書かれていた)

*****


これはクレヨンしんちゃんの都市伝説の中でもかなり有名なもの。

原作者の臼井儀人氏が執筆前に書いた初期プロットで、担当者に却下されたために実際に使われることはなかったといわれている…


…しかし、少々疑問が残る。

それは「ひまわり」の初期設定。

ひまわりが登場した理由は、アニメのマンネリ化を防ぐためのテコ入れ。

「ひまわり」という名前も一般公募によるものだ。

そのため、この初期設定が原作者によるものというのはいかがなものだろうか。

ただ、アニメは子供向けのギャグアニメといった感じだが、原作はアダルト・ブラックな描写も多く、どちらかというと大人向け。

まつざか先生の恋人がテロに巻き込まれて死亡する(2007年9月号)、という話も存在するのだ。

もしかしたら、本当に悲しい裏設定も存在しているのかもしれない…

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