アニメ漫画の都市伝説


カテゴリ:スラムダンク

8巻で木暮の口から、三井は元バスケ部で、しかも、中学MVPだった!という衝撃の事実が発覚した。

しかし、よく考えてみると宮城は湘北入学以来三井とは濃い付き合いをしているのに、目の前の不良の三井があの中学MVPの三井だということに気づかなかったのだろうか?
8巻69ページで「三井サン…本当なのか……?」と聞いているところからどうやら本当に知らなかったようだ。

こんなことってあるのだろうか?
作品の中では他校の生徒でも三井のことは知っている奴がいる。
8巻69ページ木暮「オレたちの学年でバスケットをしていて武石中の三井寿を知らない奴はいなかったよ…」に注目すると、現在の3年の世代のバスケ部の奴は、みんな知ってるということになるのだ。

確かに、魚住、池上、長谷川、翔陽の応援の人もみんな3年である。
しかし、同じ県で、バスケをしていてMVPと言ったら結構有名なはずだ。
ましてや宮城は田岡から声がかかるほどのグッドプレイヤー、一学年上のMVPを意識しないわけがないだろう。

しかし、もし宮城が仙道のように東京などの他から入ってきた選手なら知らなくても自然だと言える。
同じ湘北の2年でもみんな三井のことを知らなかったようだから、普通に知らなくてもおかしくはないのだろう。

湘北が「近い」富が岡中(17巻138ページ流川より)の彩子さんもしらなかたとこを見ると、たとえ一学年上でも知らないと言えるのかもしれない。
県は広いし、ましてや神奈川県。中学という新聞の扱いも小さいだろう。

宮城(安田)が県外生という可能性もあるが、神奈川県という規模を考えると、純粋に三井のことを知らなかったと考える方が自然なのだろう。

ゴリの夢は全国制覇。
そして、その決勝戦の相手はいつも山王だった(25巻)。

そのときゴリは初めて買った週バスの表紙の山王の人がすごく印象的だったと語る。
三井もそのときの週バスを覚えている。(三井が週バスを読んでいたことは入院中木暮が差し入れしてたことでわかる)

さらにゴリはその週の週バスを小学生ながら購入し、高校生になっても大切に持ち歩いている。
30巻では西川がゴリに古い週バスを見せられて「これが原点だ」といわれたと語っている。

ゴリの夢・全国制覇の達成目標として、途中に藤間、牧を倒すということが含まれ、そして最終的に全国の猛者どもを下し、王者山王に勝利することだ。

もはやゴリにとって山王とは生活していても片時も忘れることがないほどの人生の目標なのだろう。
そんなゴリも山王のことを特に調べているわけでもなさそうである。

山王戦を見に来る山王ファンのように選手を知っているわけではない。
諸星なども知っていた沢北や天敵となる河田などに関しても一切知らなかった(25巻)。

つまり、ゴリは山王山王といっても、あくまで自分の心の中で山王というチームを想像してイメージトレーニングをしていたのだろう。
ただし、一人の選手を除いては…

そう、週バスの表紙の選手である。

ゴリの知っている唯一の山王選手である。
山王=表紙の4番という感じではなかったろうか。

まぁ、中にも山王の紹介のくだりはあるだろうが、本人も語っているとおり、やはり表紙が特に印象深かったことは間違いない。
さらに私が考えるに、この表紙の選手、実は若き日の堂本五郎ではないのだろうか。
「なんて男だ堂本五郎…」と高頭が舌を巻くほどの采配をこなす現山王の監督だ。

ゴリが小学生のとき、堂本は山王バスケ部。
ゴリが中学のとき、堂本は大学生。
ゴリが高校のとき、堂本は教員となり母校で指導をする…。
年齢的にもそれは十分考えられないだろうか?

ゴリの中の山王=週バスの表紙の山王4番、という関係が成り立ち、さらに4番は若き日の堂本五郎である可能性は高い。

湘北高校は学力的にはいたって普通そうだが、では不良的にはどうなのだろうか?
湘北はどのくらいワルなのか。

それを考える際にまず、2巻を参照していただきたい。
スガ高生が「おめーら湘北の1年だろ あんまりうかれてんじゃねーぞ こら…」と、言っている。
なぜ県下でも悪名高いスガ高生が、水戸たちが湘北だとわかるのだろうか?

これは次のことが考えられる。
(1)堀田や三井たちが外でも頑張り湘北のレベルを引き上げているため、ワルの中でも湘北は有名である。
(2)中学界を騒がせた水戸たちはワルの中で有名であり、彼らがどこの高校に進学したのか県下のワルは知っている。

まず(1)について。
確かに堀田や三井は頑張っていることは確かであろう。
7巻で鉄男たちをつれてきたり、11巻では繁華街でたむろしていたことは長谷川の目を通じて我々の知るところでもある。

では(2)はどうか。水戸たちの中学での活躍ぶりは相当なものだったのだろう。
堀田たちも早々に知っていたし、藤井さんまでもがその存在を知っているようだ。

そう考えると、これほどの大物ならば高校界のワルの間でも水戸たちの動向は気になるところなのだろう。
また、スガ校生たちは「おめーら湘北の1年だろ」と水戸たちが1年であることを知っている。

スガ校生は水戸たちを湘北の制服で判断したのではなく、水戸たちの顔で判断したと考えるほうが自然ではないだろうか?
堀田たちが外で暴れまわって湘北の制服が有名だとしても、それだけでは水戸たちを1年であると断定することはできないはず。

つまり、スガ高生は水戸たちを知っていたのだろう。
この場面では湘北という学校の知名度よりも水戸たち個人の知名度の方が大きいようだ。
だが、これらだけで湘北の学校としてのワルの実力は測ることはできない。

結論としては、不良界で湘北は少なくともバスケ界よりは有名で、今後水戸たちの加入により勢力拡大する可能性は高いのではないかと思われる。

これは第3巻での謎である。

流川と桜木がケンカしてるときに、ボールを入れてた鉄のカゴ(?)が飛んできて、ちょうどゴリの上に檻のように落ちてくるという場面があるが、197センチのゴリがすっぽり入るかごなんて存在するのだろうか!?

カゴの高さは33ページ1コマ目では彩子のヒザ上の高さしかないので、到底ゴリが収まるはずはないだろう。

それとも湘北高校には他にも巨大カゴがあったというのだろうか?
だとすると桜木流川でない第三者が投げたことになる。
ゴリの暴動を抑えるために?!

しかし、直前の49ページ4コマ目でも普通のカゴが飛んできているから(実は巨大なカゴかも?)やはり普通の大きさのカゴだと考えるのが自然だろう。

とするとゴリがしゃがんだのか?
青田の証言によればゴリは身長のわりに座高が短いようだから、うまく収まったということなのだろう…。

スラムダンクが始まって、初めて湘北高校のユニフォームが登場したのは1巻#7である。
1巻の表紙は後に湘北ユニフォームとして定着したユニフォーム(以後ローマ字ユニと略す)だが、これは1巻の最後#9までが終わってからと考えるのが自然なため、最初の登場は#7とする。
(この#7のユニフォームを以後漢字ユニと略す)

湘北ユニフォームの遍歴を見てみよう。

まず、先述したように、漢字ユニが1巻#7で登場。
そして3巻#26でローマ字ユニが登場するのだ。

桜木たち1年が入学してきてからユニフォームが変わったのです。
ゴリも安田に桜木が着たため臭くて使用不能になったから4番のユニフォーム交換するよう言っていた。
そのついでに全部のユニフォームのデザインも一身したのかもしれない。

では何が問題だというのか?
実はゴリが1、2年の時はローマ字ユニフォームだったらしい。

ということは、ゴリ3年春の一時期だけ漢字ユニフォームだったということだろうか。

実は1巻#5の晴子の回想シーンにも漢字ユニは出てくる。ゴリの部屋に掛けてあるのだ。
しかも一緒にかけてあるジャージも後に登場する赤と黒にジャージとはデザインが違うようだ。

ジャージは学校の体操服かもしれないが、つまりこれは作者の手違いなどではなく、この時期、作者は明らかに湘北ユニフォームは漢字ユニにするという意向があったのではないだろうか?少なくとも陵南との練習試合までは。

やはり湘北はユニフォームを変えたのだろう。

ゴリは最後の年を迎えるにあたり、今まで弱かったイメージを一新すべくユニフォームを変えたが、陵南戦にあたって宮城の復活、流川、桜木の加入に希望を見出しユニフォーム交換というゲンかつぎをしていた自分を改め、初心に帰ろうとしたのではないだろうか。

湘北には女子バスケ部はおろか、バレー部などの他の室内競技部は存在するのだろうか?

まず、男子バスケ部が練習している時、体育館で他の部が練習しているのを見たことがない。
そして決して体育館が狭いわけではない。湘北の体育館はバスケコートをきちんと二面とれる広さがある。
天井のゴールをおろし縦に使うと大会も開けそうである。

通常、県立高校は休日には部活ごとに時間を決めて練習するので他の部とは被らないのだろうが、通常の日の放課後はどうなのだろう。
この場合バレー部も同じ時間帯になるのではないか。
それとも他に数個体育館があるのだろうか。しかしそれにしても女子バスケ部くらい出てきてもいいような気がするのだが…。

休日の練習時間はバスケ部やバレー部など部の単位で区切られ、男子女子は同じ時間になったりするものだ。
だとしたら休日の練習日の反対側のコートで女子が練習しててもいいのではないだろうか。

登場しないということは、別々に練習できるほど設備が整っているのか?
しかし30巻で西川が語るように、ここはとりたてて何のとりえもないフツーの湘北高校だ。

もしや他の室内部が存在しないのだろうか?
1巻のゴリとの勝負の時のギャラリーを見てみると、目立つのは野球部、柔道部、サッカー部、体操部(?)、学生服、女子制服、ブルマー…。

また3巻で練習試合前夜に体育館かで見に来たのは野球部とサッカー部(11番)だった。
本当に女子バスケ部とバレー部は存在しないのか??

ここで中学バスケ部の晴子の言動に注目しよう。
バスケ経験者なのになぜ高校はバスケでないのか?彼女の言動に謎を解く鍵があるかもしれない。

それは1巻で晴子と桜木が体育館に来たシーンだ。

晴子「あっあたし中学の時はバスケット部だったんですよ…(略)…エヘヘ実はあたし運動神経ないんです。だから高校ではバスケットやらないつもり。」と、ある。

このときもし、湘北に女子バスケ部が無いのなら、「運動神経悪いからバスケやらない」とは言わないだろう。
「バスケ部がないからできない」みたいなことを言うのが普通である。
ということはやっぱりあるのだろう。

尚、湘北高校の校庭にバスケットゴールが発見されている。女子部はここで活動しているのかも…?

湘北高校の体育館は男子バスケ部の聖域だと思われる。
なぜなら、スラムダンクの漫画自体に、体育館の中にバスケ部以外が入っていることがほとんどないからである。

例外として1巻のゴリと桜木の勝負の時と、7巻から鉄男たちが侵入した時には先生も入っている。
またその他としては彦一が3巻で偵察に入ってきたぐらいだろう。

体育でも体育館が使われることはほとんどなかった。
1巻で桜木が一人で体育館を掃除した次の日体育で体育館が使われる危機に瀕したが、このときは桜木がひとり死守して侵入を防いだのではないだろうか。

桜木軍団、ルカワ親衛隊、晴子たちはバスケ部関係者としてここでは目を瞑ろう。

実際、終業式や体育で体育館が使われているのだろうが、漫画には出てこないのである。
体育でバスケをする時は外のゴールを使っていたのだろうか…?

1巻で初めて登場する安田と潮崎。

しかしこの桜木との初対面は、桜木の顔面にボールをぶつけるという衝撃的なものだった。
この二人、外で何をしていたのだろう?
体育館があるのに外でパスの練習でもしていたのだろうか?または体育館は他の部活が使っていて中は使えなかったのだろうか?

しかし湘北高校には女子バスケ部はおろかバレー部など他の室内競技部が活動している様子は見たことがない。
ぶつけた直後に桜木と分かった際の驚き方からしてワザとでもないだろう。

この時、安田が両脇にボールを2個抱えている。二人が持っていたボールは桜木にぶつけたのと合わせて3個。
室内でパス練習をしていたなら安田がボールを2個持っているのはおかしい。
ただただ作者が桜木とゴリを引き合わせるべく作った場面なんだろうか?

ここで注意するのは次のゴリの初登場シーンだ。

ゴリは「何遊んでんだバカタレが!もう練習始まってんだぞ!!」と言った。
つまり安田と潮崎は本当に遊んでいたのではないだろうか。

練習が始まるといえばバスケ部では練習前シューティングをするのが一般的らしい。彼らはここで遊んでいたのではないのだろうか。
練習が始まるのでみんなボールバックする。その時安田はボール入れのところにいて帰ってくるボールを受け取っていたのではないか。

潮崎がふざけて安田にボールを思いっきり投げる。ここで潮崎の手元が狂い、安田が取れずにボールが外の桜木にぶつかる…と、考えられないだろうか?

結論として、潮崎が練習開始前のボールバック時にふざけて投げたため、キャッチ役の安田まで桜木に絡まれ、そしてゴリにも殴られた。
そして伝説が生まれたのだろう。

スガ高といえばケンジ君を輩出した神奈川きっての不良高。「俺たちゃスガ高の3年…」といえば多くの人は恐れると考えられる。(2巻「根性なしの午後」参照)

校名を口にするだけでワルと連想されるぐらいのスガ高だが、インターハイ予選には出ているのだろうか?
9巻「天才の憂鬱」に出てくるトーナメント表で確認してみるがスガ高はない。
「スガ」とは略称だとしても「スガ」から始める校名が見当たらない。

もしや暴力事件を起こして出場停止処分をうけているのだろうか?
そんな中、スガ高の可能性がある名前があった。

下枡形

「しもますがた」である。
ちなみに下枡形は2回戦で津久武とあたることになっていた。湘北との対決は叶わなかった。
結論として、スガ高とは下枡形高校の略である可能性が高い。
しかし本当のスガ高は暴力事件で出場停止しているという説も十分ありうるだろう。

ゴリは湘北で優秀である。
しかし、花道も入れた県立高校であることを考えたとき、一体ゴリの学力はいかがなものなのだろうか。

ゴリが優秀といっても井の中の蛙レベルなのだろうか?ここでゴリの学力について検証してみよう。

まず、2巻ゴリの英訳。

彼はいった「朝…それは希望に満ち溢れた一日のはじまり。人々はそのすき通るようなまぶしい光を仰ぎ そして願う色とりどりの幸福を」。
教師は「ほぼ完璧だ」と賞賛し、隣の女子生徒も褒めている。
しかし和訳を聞いてすぐに日本語としての意味が分かるだろうか。なにか機械的な訳のような気がする不自然な日本語だ。
ということは、やはりそこまでの進学校ではないのだろう。

しかし、桜木の1学期末試験の物理のゴリ式問題ではなにやら難しそうな内容である。
これを見ると湘北高校は実は超進学校なのではないだろうか?だとするとゴリはとてつもなく頭がいいことになる。文武両道だ。

しかし、もしそうならば、桜木や堀田たちは定員割れで入ってきたのだろうか?それとも実は桜木たちも頭がいいのか?

桜木は1巻で安田との会話中「厳格」を「元角」と書いている。やはり桜木は見た目通りだろう。
やはり湘北高校にはバカが多いのだ、と思われる。そしてやはりレベルも通常の県立高校なのだろう。

その裏づけの証言として30巻で西川とゴリが放課後衝突した場面で、西川が語っている。
「(前略)…山王工業に挑戦したいなら海南にでも行けばいいだろ。ここは神奈川県立湘北高校だぜ。とりたてて何のとりえもない…フツーの高校生が集まるところさ…」

この「何のとりえもないフツーの高校生」とはここではバスケだけでなく、学力についても含まれると解釈することができないだろうか。
これを考えるとやはり湘北高校は普通の高校だろう。

神奈川県のとある普通の県立高校。秀才もいれば不良もいる。
ゴリがその中で頭がいいのは確かだがどのくらいかはよく分からない。
ゴリは北村中時代から秀才だった。そして進学校にも行けたが、バスケを優先して名将安西先生を選んだ…のではないだろうか。

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