1995年に公開されたアニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』。
士郎正宗の漫画の1巻を原作とした作品である。

当時は日本よりもむしろアメリカでヒットしており、ビルボード誌のビデオ週間売上げでも1位となった(1996年8月24日付)。

この作品がハリウッド映画『マトリックス』に多大な影響を与えたというのは有名な話で、マトリックスの製作に携わったジョエル・シルバー氏が

“(マトリックスの)監督のウォシャウスキー兄弟(姉弟)に『攻殻機動隊』を見せて、俳優による実写版で映像化したいと言った”

などと明言していた。

また、ウォシャウスキー姉弟も製作スタッフすべてに『攻殻機動隊』を見せ、製作にあたったと言われている。

【2作の共通点】

・黒い画面にグリーンの文字が流れる表現
・後頭部にプラグを挿す
・ビルの屋上に着地した際に地面のコンクリートがめくれ上がる
・ロビーでの銃撃戦で柱が粉砕される
・市場での銃撃シーンでスイカが被弾して割れる
・全裸で水溶液に浸かる人間

など。

ちなみに、マトリックスは『AKIRA』など他の日本作品からも影響を受けており、日本のアニメ特有のカット割りも多用している。

そもそも、ウォシャウスキー監督は攻殻機動隊の大ファンなのだとか…。


そうして大ヒットとなったマトリックスであるが、実は“銃撃の音が違う”と攻殻機動隊の監督である押井守に突っ込まれた、という裏話もあるらしい。