2013年9月。

2020年の夏季五輪が東京で開催されることが決まった。

実はこのことが漫画『AKIRA』によって予言されていたというのだ。


『AKIRA』は1982年から1990年にかけて連載された漫画である。

アニメ映画にもなった大ヒット作で、海外での評価も高い。

実はこの作品の舞台は2019年の東京(作中はネオ東京)で、作中では翌年の2020年に「東京オリンピックが開催される」ことになっているのだ。
公式サイトや映画の予告映像でも

“2019年 オリンピックを翌年に控えたネオ東京”

という内容が表示されている。

作者の大友克洋は、今から30年も前に将来の東京オリンピックを、それも2020年と正確な開催年まで“予言”していたというのだろうか…

そもそも、なぜ作品の舞台が2019年なのか。


『AKIRA』の世界では、1982年に関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発する。

そして時代は一気に37年後の2019年(ネオ東京38年)へ。

現実世界でAKIRAの連載が始まったのは1982年。これは第二次世界大戦の終結から37年後である。

そこから“37年後”をそのまま作品に当てはめて2019年を舞台にしたのだろう。

また、大友自身が、

“戦後の復興期から東京オリンピックの頃のような混沌とした世界を構築したかった”

というような発言をしていことから、翌年の東京オリンピックが作中で実現したのではないだろうか。


ある意味、大友克洋の東京への想いが現実の東京オリンピックを引き寄せたのかもしれない…