アニメ漫画の都市伝説


カテゴリ:るろうに剣心

週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』。

舞台は江戸末期から明治初期の日本で、ストーリー自体や登場人物の設定はフィクションであるものの、実際の史実とある程度リンクするようになっているのも特徴的な漫画である。

キャラクターは実在の人物の他、歴史上の人物をモデルとしたものが多く登場する。

【キャラクターのモデルとなった人物】

・河上彦斎(→緋村剣心)
幕末四大人斬りの一人で、背が低く女性的な風貌であった。緋村剣心も背が低く女性的な優男である。

・千葉佐那(→神谷薫)
坂本龍馬の許嫁だったが後に破談した。
「千葉の鬼小町」と渾名されたのに対し、神谷薫の渾名は「剣術小町」。

・原田左之助(→相楽左之助)
新撰組十番隊組長。
短気な性格で、相手の挑発に乗って切腹したことがあり、新撰組時代にはその傷のことを自慢していたという。
それ故フィクションなどではお調子者として描かれる事が多い人物である。

史実では上野戦争での負傷が原因で死亡したとされているが、実際には死亡しておらず大陸で馬賊になったという伝説もある。

・谷三十郎(→谷十三郎)
新撰組七番隊組長。
モデルとなったのは氏名のみ。

・土方歳三(→四乃森蒼紫)
新撰組副長、通称は「鬼の副長」。
蒼紫のモデルというのは後付け設定である。
そのため、蒼紫の前髪が初登場時と変わっているのは、後から土方をモデルに設定したためらしい。

・武田観柳斎(→武田観柳)
新撰組五番隊組長。
軍学者として一時期は重用されていたが、次第に洋式が採用されるに連れて影響力も低下、最終的には局内粛清として隊士によって暗殺された。
観柳斎が男色家だったことから、観柳もそうであるという設定が存在していたが、本筋に関係ないという理由からボツになったらしい。

・芹沢鴨(→志々雄真実)
新撰組初代筆頭局長(後に芹沢グループは粛清される)。
酒好きで、悪行に事欠かない。
フィクションでは乱暴者として描かれることが多いが、史実では心優しい一面もあったとされている。

・由美かおる(→駒形由美)
日本の女優。
テレビ時代劇『水戸黄門』で必ず入浴シーンがあった。

・沖田総司(→瀬田宗次郎)
新撰組一番隊組長。
隊の内外に知れ渡る天才的剣士であった。
『るろうに剣心』で宗次郎が“天才”と呼ばれているのはこのためである。
フィクションでは美形として描かれることが多い人物。

・伊庭八郎(→鯨波兵庫)
幕府側の隻腕の剣士。
モデルとなったのは隻腕という点のみ。

・エド・ゲイン(→外印)
アメリカ合衆国の殺人犯、墓荒らし。
人間の死体を解体・加工し、家具や食器、皮膚で服を作るなどの猟奇的行動を行っていたという人物。

1994年から1999年(平成11年)にかけて集英社の『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』。

漫画の他にもアニメ化・実写映画化などと様々な形でメディアミックスも行われている人気作品である。

そんな『るろうに剣心』だが、原作終了後の剣心の人生を最期まで描いたOVA、『星霜(せいそう)編』の後味が悪すぎると言われている。

『星霜編』はアニメオリジナルストーリーで、明治29年、日清戦争で傷ついた人々を救うため大陸に行った緋村剣心の帰りを待つ神谷薫が、剣心との出会いから今までをふり返るという内容。

薫との結婚後も日本各地をまわり家を留守にすることが多かった剣心だが、そのうちに不治の病にかかってしまう。

時代背景、症状と会話の内容などからその病は“梅毒”ではないか、との噂がある。

梅毒とは言わずと知れた性病の一種で、粘膜接触による性交や皮膚の傷などから感染する病気である。

病を発症したあとの剣心はそれでも人々を助けていたのだが、日清戦争のため自らも清へ旅立つことになる。

妻である薫はその病を知りながらも、剣心に抱いて欲しいと願い、結果的に薫も病に感染してしまうという内容らしいのだ。

このことから、剣心の病は“梅毒”であるとされているのだが、劇中では病名が語られていないため、この他にも結核、ペストなどの意見もあるという。

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