当初の設定では、主人公は、願いを一つ叶えてくれるというピラミッドの立体パズルを完成させたが、願い事と引き替えに二重人格になってしまうというものだった。

主人公本人やヒロイン、友人が何かトラブルに巻き込まれると、特殊能力をもつ別人格が覚醒し、悪人たちを次々と様々な“闇のゲーム”で叩きのめし、最期には「罰ゲームの時間だ」と悪人たちの精神を崩壊させたり、社会制裁を加えるというダークヒーロー的な勧善懲悪モノであった。

しかし当時、主人公が二重人格ということでクレームが入ったのだ。

これにより主人公は急遽、“呪われたファラオ王の霊が取り憑いて別人格が覚醒”という設定変更がなされた。

それに伴い、内容も一番好評だったカードゲームだけに絞ったのだという。

やがてそれが大好評を博し、遊戯王は世界最大のカードゲーム市場にまで成長、2009年7月には、「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」としてギネス認定された。

一時は連載打ち切りの危機があったという噂もあるが、現在でもレアカードには100万円の値段が付く程の人気である。