1巻で初めて登場する安田と潮崎。

しかしこの桜木との初対面は、桜木の顔面にボールをぶつけるという衝撃的なものだった。
この二人、外で何をしていたのだろう?
体育館があるのに外でパスの練習でもしていたのだろうか?または体育館は他の部活が使っていて中は使えなかったのだろうか?

しかし湘北高校には女子バスケ部はおろかバレー部など他の室内競技部が活動している様子は見たことがない。
ぶつけた直後に桜木と分かった際の驚き方からしてワザとでもないだろう。

この時、安田が両脇にボールを2個抱えている。二人が持っていたボールは桜木にぶつけたのと合わせて3個。
室内でパス練習をしていたなら安田がボールを2個持っているのはおかしい。
ただただ作者が桜木とゴリを引き合わせるべく作った場面なんだろうか?

ここで注意するのは次のゴリの初登場シーンだ。

ゴリは「何遊んでんだバカタレが!もう練習始まってんだぞ!!」と言った。
つまり安田と潮崎は本当に遊んでいたのではないだろうか。

練習が始まるといえばバスケ部では練習前シューティングをするのが一般的らしい。彼らはここで遊んでいたのではないのだろうか。
練習が始まるのでみんなボールバックする。その時安田はボール入れのところにいて帰ってくるボールを受け取っていたのではないか。

潮崎がふざけて安田にボールを思いっきり投げる。ここで潮崎の手元が狂い、安田が取れずにボールが外の桜木にぶつかる…と、考えられないだろうか?

結論として、潮崎が練習開始前のボールバック時にふざけて投げたため、キャッチ役の安田まで桜木に絡まれ、そしてゴリにも殴られた。
そして伝説が生まれたのだろう。