当初、キン肉マンは覆面をしていなかった。

二回目の超人オリンピックからマスクをするようになったのだとか。

そもそも、キン肉マンは素顔という設定だった。

原作者の嶋田氏が、新日本プロレスの道場を見学した際、鬼コーチとして有名だった山本小鉄氏にキン肉マンの絵を見せたところ

“コレってマスクでしょ?”

と言われたのだという。

この発言を聞いて、「それちょっといいアイデアだな」と思った嶋田氏が当初の設定を変え、キン肉マンは「マスク」という設定にしたらしい。

おかげで多くの名勝負が生まれたのだった。