アニメ漫画の都市伝説


「Free!」の七瀬遙役などさまざまな作品に出演し、ブレイク中の人気イケメン声優、島崎信長さんが、ニコニコ動画の“歌ってみた”で活動していた元歌い手「ヘッドホン男子」ではないかと話題になっていたらしい。

共通点としては

・声が似ている

・昔の“歌ってみた”の雑誌の写真が仮面をしているけどそっくり

・射手座でA型というところが同じ

など。

噂が広まる中、ついに島崎さんがブログで『ご報告!』というエントリーをアップ。

・青二プロダクションでのジュニア時代に、出版社、音楽プロデューサーのUZAさん、青二プロの合同企画で1年間ほど歌ってみたの覆面企画をやっていた。

・『コスモ隊』というグループでの活動で、表現者としての武者修行だった。

と語り、所属する青二プロダクションでのジュニア時代の企画だったことを報告。
関係者と相談し公表することにしたと語り、また応援してくれる方に複雑な思いをさせてしまったと謝罪していたそうだ。

さらに、そっくりだと話題になっていた写真についても「雑誌の仮面の写真があまりにも隠せてなさすぎて笑いました。」とコメントしていた。

ひょんなことから騒動になったようだが、逆に話題となり好感度もアップしたのではないだろうか。

手塚治虫の代表作『ブラック・ジャック』が地震を予言していたという噂がある。
話題となっているのは1978年7月24日「週刊少年チャンピオン」に掲載された「もらい水」という回だ。

ブラック・ジャックが大地震に遭遇するエピソードなのだが、そこには
「6月14日午前8時ごろ 東北一帯にマグニチュード7.5の地震発生」
と記述されていたそうだ。

その後、2008年6月14日に「岩手・宮城内陸地震」が発生した。
「6月14日午前8時43分ごろ」「岩手県と宮城県が中心の東北一帯」「マグニチュード7.0」と奇妙な程に一致しているのだ。


手塚治虫は地震を予言していたのだろうか。。。

「ひょっこりひょうたん島」は子供達とサンデー先生が遠足で行ったひょうたん島での奇妙奇天烈な物語である。

実は第一話の火山が噴火した時点で、噴火に巻き込まれて既に全員死亡した設定になっているそうだ。

原作者の「井上ひさし」、「山元護久」と担当のディレクターの3人が親に頼れない少年期を過ごしたことが影響しているそうだ。

「ひょうたん島は、死んだ子供達がたどり着いた世界であり、親も大人も存在しないユートピアが表現した」という設定であり、作中では名言されていない。

「御詠歌(霊場で歌われる巡礼歌)」や「四国霊場物語」が歌われるのも死を臭わせる一面といえるようだ。

『ひぐらしのなく頃に』は、昭和58年の日本、寂れた架空の村落、雛見沢村を舞台にしたミステリー作品である。

この作品に出てくる雛見沢村には、モデルとなった村が存在する。

作中に語られるダム殺人事件によく似た事件も、実際にその村で起こったと噂されている。

HUNTER×HUNTERは漫画家の冨樫義博による大人気作品。

週刊少年ジャンプにて本作を読んだ事のある方にはお分かりだと思うが、非常に休載が多い事で有名だ。
また、本誌掲載時はラフ画同然で、背景も描かれてない事が多い。

当初は「病気」「急病」を休載理由にしていたが、巻末コメントにてコミケや旅行に行った事を記載したため、ジャンプ編集部に苦情が相次いだそうだ。その為「病気」を理由にしなくなったという。

ジャンプでの最長休載は2006年12号から2007年44号までの1年8か月。

現在も連載、休載を繰り返している「HUNTER×HUNTER」だが、物語と冨樫義博の戦いは続くのである。

「化物語」から始まる一連の「物語シリーズ」。

21世紀初頭の日本の田舎町を舞台とした、阿良々木暦(あららぎこよみ)と彼に出会った少女たちの、「怪異」に関わる不思議な物語である。


2009年、「化物語」のテレビアニメ化を皮切りに、続々とシリーズがアニメ化。

その「物語シリーズ」アニメ化に関する小ネタを紹介する。


*****

■阿良々木暦(あららぎこよみ)

「化物語」のアニメ化が決定した時点では、原作に男性陣のビジュアルはまったく存在しなかった。

「阿良々木暦」といえば“アホ毛”と“隠れた片目”が特徴的だが、実はこの設定は、かの名作妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」をリスペクトしているという。

…確かに鬼太郎は妖気を感じると髪が立つし、片目も隠れている。


またアニメ化以降、「斧乃木余接(おののきよつぎ)」には“鬼のお兄ちゃん”と呼ばれており、作中では鬼畜の“鬼”ではあるが、鬼太郎の“鬼”との共通性も見られる。


■忍野メメ(おしのめめ)

阿良々木暦の他にアニメ化で初めてビジュアル化されたキャラクター。

原作で忍野は、30代のおっさん、サイケデリックなアロハ服、ボサボサの髪、汚らしい風体…などと表現されている。

そのため、体重について明記はされていなかったが、多くの読者は小太りなおじさんのイメージがあったようだ。

しかし、実際のビジュアルはすらっとした金髪のお兄さん。

意外にも“イケメン”風に描かれたことに驚いた読者も多かったという。


ビジュアルの由来は不明だが、萌えキャラのような“メメ”という名前には由来がある。

それは、つげ義春の漫画『ねじ式』に登場する“メメクラゲ”なのだそうだ。

このメメクラゲは実在の生物ではなく“××クラゲ”と書いたところ、誤植でメメクラゲになったのだとか。


ちなみに、「物語シリーズ」は可愛いヒロインがたくさん登場する作品だが、「ねじ式」は萌えキャラとは程遠い作品である。

『バクマン』をアルファベットロゴにすると「BAKUMAN」となる。

アルファベットロゴの下1/4程度を隠してみると、「RAKIIMAN」となる。

これは、かつて連載されていた『とっても!ラッキーマン』という漫画に関連があると思われる。

原作者の大場つぐみについては、DEATHNOTE連載時代にもいくつかラッキーマン関連についての都市伝説情報があり、大場つぐみ=ガモウひろし(とっても!ラッキーマンの漫画家)ではないかと言われているらしい。

最終回が掲載された2010年7月号は、通常の2割増しの発行部数であったにもかかわらず完売(スクウェア・エニックス発表)したため、最終回が同年9月号にも再び掲載されるという異例の事態となったそうだ。

月刊少年ガンガンにて連載されていた「ハガレン」こと「鋼の錬金術師」。怒涛の流れの中で2010年に連載終了した。

圧倒的な人気の中で絶頂期を迎えて最高の形で終わらせたのがハガレン最大の魅力ではないだろうか。

ダラダラ引き延ばさずしっかり終わらせる!

これはジャンプだったら通用ないだろう。

ガンガンだからこそ通用したのかもしれないのだ。

エドの背が低いのは

・牛乳を飲まない
・機械鎧が重い
・「門の向こう」に奪われた弟の肉体と栄養・睡眠を共有しているから

という説がある。

しかし最終的には170cmを超えるらしい。

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